大和食堂 (だいわしょくどう)とは?
宮古そばのお店と言えば?で必ず名前の挙がる超名店で、宮古そばを昔ながらのスタイルで提供している数少ないお店です(昔ながらのスタイルについては後述します)。ちなみに読み方は「やまと」ではなく「だいわ」です。
お店の外観
お昼時のピーク時だとここの店舗前に結構並ぶこともあるので熱中症に注意です!
駐車場
店舗右隣に駐車場があります。大体15台くらいは置けるようです。
待ち時間・予約状況
超人気店なのでハイシーズンのお昼時は30分程以上待つこともあるみたいです。私は14:30のお昼時間帯ギリギリに行ったのですんなり入れました。が、私たちが席に着いた後もひっきりなしにお客さんは来てました。
店内の様子
テーブルの席と、座敷の席があります。
お水とレンゲはセルフサービスです!
卓上にはやっぱりカレー粉が置いてあります、宮古そば屋さんならではですね!
メニュー
食堂というだけあって、宮古そば以外にも定食のメニューもたくさんあります!昔ながらの黄色いカツカレーが非常に気になります。。
実食レビュー
意を決して今回は宮古そばをオーダー!数分後運ばれてきたと思ったら、、、あれれ???
宮古そば(小):450円
「え、具が無い!?!?」
と思った方ご安心ください、具はちゃんと下に隠されているんです!
宮古島通の方はご存じだと思いますが「麺の下に具を隠す」というスタイルは、沖縄そばの中でも宮古そばだけです。
何故宮古そばの具材が下に隠されているのかというと、その昔宮古島は思い税の取り立てが課されていました。「そばに具も入れられないほど貧しい(=これ以上払える税無いですよ)」とアピールするためだと言われています。※諸説あり
肝心の宮古そばのお味は、カツオよりもとんこつ強めのスープで美味しい!麺は中太ストレート。具はソーキとかまぼこ、まさに宮古そばって感じのお味です!
女性ならサイズは小でも十分だと思います。
続いては最後までカレーと迷いました(笑)が、流石に炭水化物×2はやりすぎなので(;;単品メニュー頼みました。
ゴーヤーチャンプルー(単品):500円
かつおだしの濃い目の味付けと強めの火で炒めたであろう具材、これはお酒が欲しくなっちゃうやつですね~!
ソーキそば:750円
この時は2回目だったので、前回頼んだ以外のメニュー頼んでみました!宮古そば以外のそばは、具が全部上に乗ってました。
ベースの麺とスープは宮古そばと同じで、上に乗ってるのは骨付きのソーキでした。ほろほろのお肉で食べやすかったです!
三枚肉そば:700円
こちらもベースの麺とスープは宮古そばと同じで、上に乗ってるのは三枚肉です!三枚肉は骨もなく食べやすいですね。
ひとことメモ
今では具を隠すスタイルの宮古そばのお店はほとんどなくなってしまいましたが、大和食堂は昔ながらを今でも守り続けている数少ない食堂です。
「そばに具も入れられないほど貧しい」アピールをしなければならないほど、宮古島は長く辛い徴税制度を課せられていました。
それを象徴するのが『人頭税石』です。「人頭税」というのは税の中でも非常に重い税で「この石(高さ143cm)より背が高くなったら税が課せられる」と言われている石があります。映え映えの観光スポットでは全くないのですが、宮古島の歴史に興味のある方は是非行ってみてください。
店舗情報(マップ、電話番号、営業時間etc)
店舗名 | 大和食堂 (だいわしょくどう) |
住所 | 沖縄県宮古島市平良字西里819-3 |
電話番号 | 0980-72-0718 |
営業時間 | 9:40~15:30 17:15~19:00 |
定休日 | 火曜日 |
食べログ | https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470503/47000267/ |
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